アートプライマーが塗布されていない箇所には絵柄が焼きつかない場合があります。 写真のようにブラシの跡が残らない程度の量が適切です。プライマーは写真のように乳白色になるまでしっかりと振ってからご使用ください。 また、過剰にプライマーを塗布した上にアートシートを貼り付けるとプライマー成分の働きによりアートシートのフィルムに縮れが発生してしまう事があります。スキージーを使用して余分なプライマーや水分をしっかり抜き定着させてください。

ソーダガラス・耐熱ガラス（ネオセラム）はオーブンインクの加熱温度に耐えることができます。ガラスは加熱後の急激な温度変化（±80℃）によりヒビが入ったり割れてしまいます。
オーブンレンジでの加熱後は常温に戻るまで置き、急激に冷ますような行為は行わないで下さい。例）加熱後に冷水に浸ける・冷蔵・冷凍庫に入れる等

「シート上で白く見えている部分は透明に仕上がります。ガラス等の透明な下地にアートする際はデザインにより極度に絵柄が見えにくくなります。 その為白い下地には鮮明絵色鮮やかに、透明の下地には透け感のある柔らかい色味をお楽しみいただけます。
プライマーを塗布後のフィルムを貼った状態の発色がほとんど完成系とご認識いただくとガラス等の透明下地との発色の相性がよくわかります。

オーブンインクのアート制作には電子オーブン機能を兼ね備えたレンジが必須です。 　火力オーブンやグリルはご使用いただけません。

両方必要です。レンジ加熱のみでも焼きつきますがオーブン加熱を行わない場合、極度に耐久性が落ちてしまいます。必ず電子レンジ加熱+オーブン加熱を組み合わせて行ってください。

レンジ500W+オーブン150℃の加熱でも絵柄は焼きつきます。 指定以上の温度で加熱を行った場合、絵柄上のフィルムが焦げたり、プライマー糊が変色してしまう恐れがあります。指定以上の温度での加熱は行わないでください。

Oven Inkを使用して制作された作品は水洗いや食器用洗剤を使用した洗浄を行っても絵柄が落ちる心配はありません。日常的に度重ねて食洗機にかけたり、長時間水に浸けておくと絵柄が薄くなったり剥がれてしまいます。洗浄の際はやわらかいスポンジを使用し、たわしなどで強く擦らないでください。

加熱後、作品が常温に戻った頃にフィルムを剥がしてください。長時間放置をした後にフィルムをめくるとフィルムの線が残ることがあります。時間を置き過ぎずにフィルムをめくり水またはエタノールで全体をふき取るとフチが無く美しい艶のある仕上がりをお楽しみいただけます。

オーブンインク専用　アート消しジェル30mlをご使用ください。消したいアートの上にのせて3分程置いた後、綿棒やティッシュを使用し拭き取ると簡単に消したい絵柄だけが消えます。

オーブンインク製品を使用した制作品は商用利用可能です。ただし、アートシートのデザイン自体の複製・加工による再販、配布等の行為は固くお断りさせて頂いております。